MarvelousDesigner6でTシャツ作り③
「昨日のデータに袖をつけて、T型になった状態」
「型紙に袖用のポリゴンを足して、縫い目作って、シミュレートボタンではりつけるという、同じ流れでいける」
妹「なんかこの型紙から紫色の線が出てない? 糸ほつれてるの?」
「最初は袖の生地を作るんじゃなくて、ノースリーブの状態からそのまま横に伸ばす方法を試してたんだよ。それでも一応できたけど、動画の方法とは違うし、いったん削除して新しく袖を作った。でも途中で出来た線だけ残っちゃってるみたい。選択も出来ないし、生地動かすとついてくるし」
妹「オバケだった……」
「こいつの消し方を調べようにも線の名前わからないし、今のところお手上げ」
「気を取り直して、背中のシワを引っ張って調節。どうしても上手く行かない時は布を増やすか減らすかした方がいいのかも」
「袖をまくってみた。もうちょっとワイルドな感じにしたいんだけど上手くいかなかった」
「最初は袖のとこを引っ張って持ち上げたんだけど、上手くいかないので、タック機能で袖付近の布同士をひっつけることにした。その分綺麗にまとまりすぎてるかんじ。タックのやり方とか布の材質でも違うのかも」
妹「そういう機能もあるんだ」
「布側の方は色々出来るね。あと人体側はマネキン以上の作用はしてない感じ。服で締め付けても脂肪が動いたり、ゴムの後がついたりはしないから。そういうケースはあらかじめボディ側を変形させてから、そこに服をくっつける感じになると思う」
妹「あと10年ぐらいしたらこういうのも解決するのかなあ?」
「キャラクター側のデータをポリゴンの塊でなく、骨や筋肉の構造まで作り込まないといけないからむずかしそうではある。でもあんがい人工知能とかで解決しちゃうのかもよ。このへんは多分脂肪っぽいとか、自動判別できたりして」