謎の金貨
「そろそろ新年の抱負とか書こうと思うんだけど」
妹「遅くない!?」
「そうかな……」
「こういうのが欲しいんだよね……変な金貨。みんな好きでしょ、変な金貨」
妹「金貨は好きかもしれないけど、変じゃない金貨を好きな人が多いのでは……」
「だとしても、このさい変な金貨でもいいみたいな話にはなると思うんだよ。そんなわけで今年はこういうのを作っていきたいと思う」
妹「そう……なんだ」
「ただ顔、を書いただけだと、思いの外金貨に見えなくて、いくらSubstancePainterでマテリアルをつけても、ある程度凹凸がないと質感が出ないというか」
妹「そもそもこれっていくらなの?」
「いくらとは?」
妹「何円とか表面に書いてないなあと思って」
「それは特に考えてなかった。ただそこに存在するだけのなんでもない金貨だから」
妹「そうなんだ……」