Krita 3.1第2ベータ版を試す
妹「兄からもらった液晶タブレットで絵をかいてたんだけどさ……」
「あげてないよ! 貸しただけ!」
妹「そうだったかなあ……まあそれで、Kritaで絵を書いてたら、なんかラップアラウンドモードにして、同じ絵がループするように表示してると、Ctrl押しながらのスポイトが効かなくなるんだよ。効かないというか、本物の部分はスポイト出来るけど、分身部分は駄目みたいな感じになってる」
「なんかバグっぽいね。今使ってるのは3.0だけど、新しい3.1のベータ版が出てるみたいだから、そっちでどうなるか試してみよう」
「これだと大丈夫だね。ちゃんと全体的にスポイト出来るようになってる」
妹「ちゃんと直ってるんだ。良かった。仕様とかだったらどうしようかと」
「他にもアニメーション関連を中心に色々機能追加があるみたいだけど、"自動塗り分けマスク/ブラシ"という気になる単語がある」
妹「なんだろ?」
「このブログに詳しいことが書いてあった。線画を簡単に塗り分ける機能だね。プラグインでこういう事が出来るやつはあるんだけど、本体の機能になると手早く扱えそう。こういう作業苦手だから興味深いジャンル」
妹「線はキッチリわけなくてもいいのかな」
「きっちり分かれてたらこういうの要らないからね。ラフな線でもだいたいの塗り分けが出来て、原理的に塗り残しが出ないというのが一番の利点。とはいえ境界のとこが微妙に思ったのと違う場合はあるから、そういう場合は多少調整は必要なんだけど、でも1箇所ずつバケツツールで塗るのに比べるとかなり効率が良い」
妹「でも3.1の正式リリースには含まれないかもって書いてあるね」
「大きい画像で使うには遅すぎるって話だけど、妹が描く絵は印刷用じゃないからそんなに大きくないし、高速版が出来ても操作は多分今のテスト版と変わらないだろうから、練習しといても問題ないと思うよ」