カーリング的な物を作る(2) ストーンを曲げる
「石が曲がるようになった。減速処理も前回のから変わってるけど、はみ出しちゃったし、そんな重要な問題ではないので」
妹「石が速い時は曲がらないんだよね」
「実物はどうかわからないけど、今回の計算では微妙に曲がり続けてる。ただスピードがある時はちょっとしか角度に影響しない仕組み」
「図でいうと、赤が進行方向✕速さ、青が真横✕適当な数字という、Vector3になってる。ストーンは浮かないから高さは常に0で計算してるけど。石が動くたびに2つのベクトルを混ぜて、その結果を次の計算での進行方向にしてる。……という最初に思いついた方法でやってみたところ、まあまあいい感じに曲がったから、これでいいかなと思っている。若干曲がりすぎな気もするけど、石や競技場の寸法次第でもあるし」
妹「いい感じにならなかった場合は?」
「ある程度はパラメータの変更で変えられるけど、そういう次元の問題じゃなければ、例えば予定してる軌道を方眼紙に描いて、そういう感じのスプライン曲線を作るとか。フレームでの移動量を配列に全部入れちゃう手もある」