東北ずん子をモデリングする(1)
「ちょっとアニメーションの設定が上手くいかないので、気分転換にちょっと違うものを作ってみることにする」
「今回は、東北ずん子で覚える! アニメキャラクターモデリング という本の作例通りに作ってみる。この本の特徴としては」
- 下絵以外はBlenderだけで完結
- あえてパースのついた正面図を推奨している
- アニメ風の見た目(セルルック)を目指している
- ショーカットを極力使わない
「ポリゴン数より見た目重視だから、ゲーム用キャラクターとはちょっと力の配分が違うけど、作例通りに作れると自信になりそうな感じがする」
妹「パースがついた正面図というのは?」
「普通3Dのモデリングする時って、真正面から見た図と、真横から見た図と、あと出来れば真上からの図があると楽になる。でも実在のメカとかならともかく、普通な自分のキャラの三面図はどこにも置いてない」
妹「それはまあ……自分で描くしかないのでは」
「それで頑張って正面から描くわけだけど、普通正面向きの絵っていっても、足元には軽くパースをつけて描いちゃう。あと胴体も。そして欲しい見た目もそのパースのついた状態。だったらもうパース付けた正面図から作っちゃおうというのがこの本の趣旨。側面図もどうせ正確に描けないからあきらめる」
妹「でも正確にパースを付けるのも難しいような」
「そうなんだけど,細かいところはモデリングの段階で直せるはず。実際どうなるのか最後まで作ってみないとわからないけど、正面図で作った後にパースを付けて見ると変だったということは昔あったから、考え方としては良さそうな気がしている」
「とりあえず今日はこのへんまで」