OverlapAllとOverlapAllDynamicの違い
妹「コリジョンのところを色々変更してて気になったんだけど、OverlapAllとOverlapAllDynamicってどう違うの?」
「だいたい同じ物だけど、ObjectChannelの設定だけが違う。別のコリジョンと接触した時に、こっちをどういうコリジョンとみなすかの設定」
妹「それにはどういう意味が……」
「基本的にはどっちにしろOverlapになるんだけど、例えばSpectatorというコリジョンプリセットだと、WorldStaticをブロックして、WorldDynamicは無視するという設定になってる。ブロックよりもオーバーラップが優先で、オーバーラップより無視が優先だから、OverlapAllとSpectatorが接触した時はオーバーラップ、OverlapAllDynamicとSpectatorだと無視という違いが出る」
妹「Spectatorなんて使ったことないけど」
「他のプリセットではStasticでもDynamicにでも判定に違いはないけど、何かで区別したい時があるかもしれないから、動かない物はOverlapAll、動く物はOverlapAllDynamicにしておくのが無難だと思う」
妹「Dynamicっていうから、迫力があるというか、ダイナミックなのかと思ったけど、そういう話じゃなさそうなのはわかった」
「そういうダイナミックじゃないよ。壁や地面みたいに最初から最後まで動かないやつを静的(Static)、移動したりダメージで消えたりするようなのを動的(Dynamic)、という風に分けて考える場合のDynamic」