【極秘】エビフライ計画の全容!
妹「ところで兄が作ろうとしてるのはどんなゲームなの?」
「えっと、一応ここに設計図があるんだけど」
「こういうゲームになる予定」
妹「エビフライが……ジャンプするんだ……っていうか、これエビフライが主人公なの?」
「当然そう。他にもいくつかボツになったスケッチもあるけど、エビフライが主人公で、ピチピチしているというところは同じ。今回はフレーバーを先にして、それが活かせるシステムという順番で考えた。もっとも期日までに予定の完成度に到達するかは微妙なところだけど」
妹「なんで猫?」
「システム上はなんでもよくて、ドッスンが3つぐらい交互に落ちてくるとかでもいいんだけど、そのへんでエビフライがピチピチしてたら、猫さんは反応するんじゃないかなあ……と」
妹「それはまあ、狙われそうな気がするけど。それで猫に捕まると食われるの?」
「最初はそう思ってたけど。食べたら猫の体に悪い気がしたので、そこはちょっと考えている」
妹「で、ジャンプして猫を避けたら点数が入るの?」
「基本的には点数加算。時間無制限の予定。細かいところは作りながら考えるけど」
妹「うーん……いつものことながら、兄の書いた字は無駄に可愛いんだろうか???」
「そうかな……左手で書いてると、はねたり払ったりが手の動きと逆になってつらいから、つらくならない方法を模索したらこうなったんだよ。国語のテストじゃなくて自分用だから、読めればOKだし」
妹「自分用なのに他人が読める字で書いて、こんなカラフルにしちゃって……というかパソコンで作らないの?」
「パソコンだと保管には便利なんだけど、編集機能が高度すぎるから、色々こだわってキリがなくなってしまう。ささっと落書きするのは水性ボールペンの一発書きがいい。消しゴムで消せないから、少々のミスなら諦めて先に進める」