ゲーム制作的Kindle Unlimitedオススメ本
「Amazonがやってる、Kindleという電子書籍販売サイトで、月額980円の読み放題サービスが始まったんだけど、初月無料ということで、試しにちょっと加入してみた」
妹「電子書籍って良くわかってないんだけど……スマートフォンとかないとダメなの?」
「スマートフォンか、Kindle専用端末が必要だったけど、去年だったかパソコン版も使えるようになったから、パソコンがあれば問題なく読める」
「とりあえずオススメ出来るのは、CG WORLD。CG関係では定番の雑誌だけど、これ1000円以上するんで、実は毎月これ読むだけでも元は取れる計算になってる。雑誌系は図書館にあったとしても新しめのは貸し出しされなかったり、予約でいっぱいだったりするから、読みたい雑誌がラインナップにいくつかあるとラッキー」
妹「CG WORLDってどういう雑誌なの?」
「コンピューターグラフィックスの最先端を追いかける感じの雑誌。ゲームやアニメにおける3DCGの利用とかで、わりと最新のソフトを使った作例が多く紹介されてる。毎号載ってる内容は違うけど、中にはUnrealEngine4の記事もある。持ってないソフトの記事でも、やり方は参考に出来たりする」
妹「2Dは?」
「アニメ関連とかでは2D要素もあるけど、イラスト雑誌ではないから、絵が上手っていうよりかは、最新ソフトを使うとか、3Dとの融合とか技術的な面の話が多い。最新号まで揃ってるけど、電子書籍化されたのは最近なので、古い記事が読めないのはちょっと残念」
「ゲームプログラミングに関する本もいくつかある。例えばこれはGameMakerというソフトの解説書」
妹「ゲームメーカー?」
「そういう名前のゲームエンジンがある。2D専用だけど、ちょっとプログラムしないとダメなんで、UE4とどっちが簡単かと言うのは中々むずかしいところだけど。アクション系に強い。海外ではユーザー数も多い人気のソフトだけど、日本語の情報が不足してるから、この人が書いた電子書籍はまとまった情報で、わかりやすいので貴重」
妹「UnrealEngine4の本はないの?」
「読み放題の中には入ってないね。英語のならあったような気がするけど。他にもプログラミングの本とかは色々あるから、知りたい言語で検索すると出てくると思う」
妹「英語の本もあるんだ……」
「読み放題は洋書にも対応している。これも結構大きい。子供向けのやイラスト中心の本とかなら大丈夫だろって思って買ったみても、思ったより意味がわからないということがよくあるから。日本語のレビューも期待出来ない。その点無料ならとりあえず読んでみて、ダメならダメで別に損はない」
妹「これはお絵かきの本かな?」
「多分……ポーズ集ならPosingとかNude、絵ならArtとかで検索するとこういう本がたくさん出てくる」
妹「何の本かはわかってないんだ」
「あと以外に充実してたのが音楽・作曲関係。かなりの数が読み放題の対象になってる。音楽関係に興味がある人にも良いサービスだと思う。とりあえず一ヶ月入ってざっと目を通して、気に入った本だけ買って月額契約はしないという考え方もある」
妹「でも雑誌とかどんどん増えるんだったら、後から加入した方がいいような?」
「それはあるんだけど、これはまだ出来たてのサービスで、著者や出版社側への条件があまり良くないとも聞くから、読み放題から撤退するという可能性もある。始まって数日で撤退というケースもすでに出てるみたいだし、読みたいのは早めに読んどいた方がよさそうな感じ」