妹がRPGツクールに挫折した時の話
妹「RPGツクールに失敗した時の話も思い出した」
「プレステ版のやつだっけ?」
妹「それもちょっとやったけど、パソコン版のも使ったんだよ。なんだっけ、VX……なんとかという」
「VXAce。あー、そういえばセールだったから妹用のも買っといたような」
妹「で、それを使って、とりあえず主人公を作って、装備品を作るあたりで挫折した。なんというか、靴を4つ履かせたかったんだよ。ケンタウロス的な生物だから。でも装備品の欄が上手く変えられなくて」
「なるほど……」
妹「とりあえず鎧とか盾とか書いてある部分を、靴に変更して、見た目はそれっぽくなったんだけど、結局のところ鎧とか盾とか別ジャンルでしょ? そうすると元々鎧だった靴は、元々鎧だった靴の枠にしか装備出来なくて、これは思ったのと全然ちがうじゃないかと、だいたいそれで挫折した」
「VXAceなら、Rubyでスクリプトを書くか、誰かが作ってるのを探してくると丁度いいのあったんだろうけど。例えばこれなんかだとキャラごとに装備欄の数変えられるから、ひとりだけ靴(アクセサリ)を4枠とかも出来そう」
妹「それだとあんまり自分で作った気がしないというか、足りない部分が出た時に結局困りそうな予感がするというか。そういうゲームが作りたいというよりは、自分でそういう風な仕組みが作りたかったから。そのRuby? とかいうのでわたしが作れるならあれだけど」
「RPGツクールでRubyを覚えたという人もいるから、それもアリといえばアリだったかも。ただ他人が作ったプログラムの、どこをいじれば思ったように改造出来るかというのは、自作するのとは別のハードルはある。一般的なRubyの入門書とは違うルートになるし、ネット上にはいくつか情報あったと思うけど、それ専用の本とかは出てない」
妹「そんなこんなで、やっぱり自分で1から作らないとダメな気がして、いまUE4にたどりついてるんだけど」
「全部再現して+こだわりの部分とかだったら、やっぱり改造していくやり方がいいと思うけど、こだわりたい部分以外妥協していくやり方なら、1から作った方が早そうな場合はあるね」
妹「UE4でも便利なプラグインを見かけると、肝心なとこが調節出来なくて困りそうだなーと思ってしまう。全部ブループリントで作ってあって、わたしが中身を調べられそうなやつが望ましい」