UE4.16 Preview1の調査(2) HTML5パッケージ化の変更点
4.15
4.16
「TPSのテンプレートをHTML5でパッケージ化してみた。色々オプションが増えてるし、使わなくてもいいファイルとかもあるから単純に比較は出来ないんだけど、だいたい容量的には半分になってる感じ」
妹「速さは?」
「起動は確実に速くなってるね。動作中のフレームレートも向上してる。全体的に良くなってるのは間違いない。ただポストプロセスは無効のままみたい」
「オプションは色々あるんだけど、うまく動作してないものもあった。4.15と同じasm.jsを使う選択肢もあるんだけど、それをやるとファイルが足りなくてビルドに失敗する」
妹「でもWebAssemblyというのがいいんだったら、別に元に戻すこともないのでは?」
「ブラウザが対応してる場合はそうなんだけど、対応してないと全然動かない。というかほとんどのブラウザで動かない。一応Firefox64bit版の最新バージョンなら大丈夫なはずだけど、asm.jsの方が対応してるブラウザは多い」
妹「いくら速くても動かないのでは……」
「そのへんは時間が解決するはず。みんなで対応していこうという規格になってるやつだから。まだ開発が間に合ってないというだけで。今でも物凄く古いブラウザ使ってる人とかいるから100%にはならないけど」
「ブループリントのネイティブ化+HTML5というのも試してみたけど、これは相変わらず上手くいってない。ただ4.15の時はたしか実行しても動かない感じだったのが、4.16だとメモリ不足でビルドに失敗するという、ちょっと原因が変化してた。もっとメモリ増やせば結果は違うかもしれない」