Blenderでサボテン作り(6) 3D-Coatで色を塗ろうとしたけどAppLinkが上手くいかなかった
「新しく生やした部分はUVマッピングがめちゃくちゃだし、とうぜん色も塗れてなくて、近くの色を引き伸ばした感じになってるので、塗り直す必要がある。動画の手順だとBlenderで塗るんだけど、せっかく3D-Coatがあるんだし、これで塗った方が楽なのでは? ……と思ったんだけど、あんまり楽じゃなかった」
妹「やっぱり塗りにくいの?」
「そういうこと以前の問題というか。Blenderと3D-Coatの間は、ファイルでやり取りしなくても、それぞれのソフトでボタンを押せばいいという仕組みがある。AppLinkというんだけど」
Blender側で標準装備のアドオンを有効にして
Transferボタンで3D-Coat側にデータを送る
「これで3D-Coatで表示するところまではいけたんだよ。で、色も塗れる」
「で、適当に塗ってみたあとに、今度は3D-CoatからBlenderに送ったんだけど」
「こんなかんじ」
妹「模様がぐちゃぐちゃに……」
「それはまあUVマッピングが変わったからで、それは変えたからそれでいいんだけど、テクスチャの方が全然変わってないのが問題。UVマッピングの変更だけ正しく伝わってる」
妹「バグ?」
「そのへんはよくわからない。Blenderと3D-Coatのバージョンの問題かもしれないし。CyclesレンダーとBlenderレンダーで変えてみたり、画像をBlendファイル内にパックしたり、アンパックしたり、色々やってはみたんだけど駄目だった」
「結局上手くいったのは、AppLinkで保存されたテクスチャがマイドキュメントの中にあるから、それをテクスチャとして指定し直すという方法。つまり3D-Coat側での画像自体はちゃんとできてて、それをBlenderが上手く読み込めてない。ただこの方法だと面倒だし、このファイルはAppLinkの作業用ファイルだから、そのまま使うのはあんまりよくない。やるとしたら元のテクスチャに同じ名前で上書きする方がよさそう」
Blenderでサボテン作り(5) いつの間にかポリゴンが2重になってたけど、進化させる
「手足が生えて進化した」
妹「進化しちゃった……」
「スケルタルアニメーションをさせるということで、手足を動かせるようにするんだけど、そのためには手足が要るわけで」
imoue.hatenablog.com
進化する前
「うさみみサボテンを作る……というチュートリアル動画をやってるわけなんで、まずその形に合わせてやってるけど、スイカ型だとうさ耳はおかしいかなあとか、色々調整している。ただ問題はそういうことじゃなく、いつの間にかポリゴンが二重になってたんだよね……」
妹「またいつの間にか。Blenderそういうの多いね」
「作業を早くするために操作が簡単で、そのぶん想定外の動作もすばやく発生しちゃう気が。たぶん左右でミラーリングしてたやつを、実体化する時に失敗したんじゃないかと思うんだけど。分割した時に線が二重に見えたから異常に気付いた。ただ2重になってるやつはそれぞれ分離されてたから、つながってる1セットを削除することで回復」
Blenderでサボテン作り(4) 頭の手術跡を治す
「ちょっと前からうすうす気付いてたんだけど、サボテンの頭がおかしい。なにか……ポリゴン的に。継ぎ目がないはずのとこで妙に反射が途切れたり。今日もインセット機能で内側に分割したいところで、ちゃんと効かないところが」
妹「なぜそんなことに」
「見た目ちゃんとしてるけど、実はポリゴンがつながってないということもある。でもその場合は面の動かすと、切れ目が見えるはずで、それもなかった。丁度片方を削除してミラーリングするという工程があったんで、中から見てみると……」
「こういう変なポリゴンがあった。多分何かの操作ミスで、余分にできてる」
妹「そんな操作ミスってあるの?」
「これの原因はわからないけど、変なことになるの自体はよくある。Eキー押してすぐ確定すると、ポリゴンを追加してないように見えて実はしてるから、調べてみると二重になってたりとか。重複した頂点を削除する方法はあるから、なにがおかしいのかわかれば直せるんだけど、わからない時が困る。今回の場合だと、変なポリゴンを一箇所削除してみるとかでもわかったはず」
「中にあった変なポリゴンを消すと、ちゃんとインセットが効くようになった」