UE4 -> HTML5出力実験メモ
3DゲームのHTML5化(妹が前回のUE4ぷちコンに出したやつ)
- UE4.13で動いていたものが4.14や4.15だと動かない
- タイトル画面も出ない
- 4.13だと動いてるように見える
- でもWindows版よりかなり遅い
- ゲーム開始10秒ぐらいで必ずゲームが止まる
- ※止まった後もBGMは鳴ってるし、効果音も出た(内部的には動いてる?)
- ブループリントのネイティブ化(高速化)にチェックをいれると、4.13でも起動しない
- 4.13だとOTFフォントでも字が小さくなる?
2DゲームのHTML5化(最近ブログ用に作ってたやつ。Paper2Dのみ)
- 4.15のpreview版で、普通にHTML5パッケージ化して動く
- 元々FPSを低めに制限しているせいか、動作速度も申し分なし
- ただ、しばらく放っておいたら凄く重たくなっていた時があった
- ブループリントのネイティブ化をすると起動しなかった
※動かない時はだいたいこのピンクの四角が出る。でもこの状態でも音は鳴っていた
「今日も少しHTML5関連で追加の実験をして、以上のような結果が得られた。と、いうのを忘れないように書いておく」
妹「字が小さくなるのは4.13だと駄目なの?」
「何回か試してみた感じでは駄目だった。これはもう一回試してみないとわかんないけど。全体として2Dの方はなんとかなるかもだけど、3Dゲームは厳しそう。テンプレートのままなら動くから、3Dが全部駄目ってわけでもないんだろうけど」
妹「アセットとか?」
「アセットはモバイル用のを使ってたわけじゃないからね。そもそもモバイル用といっても普通はスマホ用のことを言うし。多少変でも動いてくれれば別によかったんだけど。なかなか上手くいかない」
今日も失敗するHTML5化
「フォントの問題が解決したし、水のマテリアルも代替品を作れそうだから、妹のゲームまたHTML5対応にしようとしてたんだけど、なんかエラーが出て起動しない……」
妹「あれ? 字はちっちゃくなるけど、一応動いてたよね?」
「そのはずだったんだけど、何かの拍子に上手くいかなくなったらしい」
「エラーメッセージが一瞬で消えちゃうんだけど、Pauseボタンを押すとこんなメッセージが出てきちゃう。Windows用のパッケージ化は成功するから、データがおかしいわけではないんだろうけど、何かまずい設定が入れちゃったかも。一回古いデータとか、古いバーションのUE4を入れてやり直した方がいいかも」
妹「HTML5大変だなあ……」
「大変なんだけど遊ぶまでの手間が少なくて、あと広告をのっけやすいというメリットがある。Windowsアプリで広告を載せるのは色々とむずかしいから」
UMGウィジェットの表示がHTML5だと変わってしまう件(4) TTFフォントをOTF形式に変換してからアセット化
「とりあえずOTF形式のフォントを使えば大丈夫、ということが昨日わかったわけだけど、TTFしかないフォントもたくさんある。妹が使ってたやつもそう」
妹「別のフォント探さないと駄目かな」
「探してもいいんだけど、TTFからOTFに変換するという方法もある」
「方法は色々あるけど、例えばこのサイトとか。ブラウザ上で変換処理が出来る。日本語だから、TTFフォントのファイルさえあれば、使い方はそんなにむずかしくない。それで出来上がったOTFファイルをフォントアセットにして使うと……」
「HTML5でもちゃんと表示できた」
妹「おー、すごい。すごいっていうか、普通っていうか」
「ということだから、別にTTFフォントしかなくても大丈夫」
「ただフォントを変換しても完璧に同じになるとは限らなくて、よもぎフォントのTTF版とOTF版を並べた画像があるんだけど、これを見ると字形は同じだけど、間隔が微妙に違う。これが変換誤差なのか意図したものかわからないけど、完全には一致してない。それでも最初のみたいにめちゃくちゃちっちゃくなったりはしないと思う」