今月だけ無料になってる『POLYGON - City Pack』を使ってみる
「今月からUE4の無料アセットが増えたらしい」
妹「UE4作ってる会社が作ってたゲームのやつ?」
「今回のはEpic Gamesが作ったアセットではなくて、アセットストアで売ってるやつを期間限定で無料したのが5つと、ずっと無料にしたのもある」
妹「ぷちコンとかでも使っていいやつなのかな」
「説明を見る感じだと普通に買った場合と同じ扱いだから、コンテストに応募しようが、ゲームを売り出そうが問題はないはず」
妹「でも期間限定だったら、期間すぎたら有料になるんでは?」
「有料になるけど、無料のうちに買った人は、そのあともずっと買ったのと同じ扱いになる。割引セールみたいなもので、100%OFFになってるというか」
妹「でもそれじゃあセット作ってる人は大損なのでは」
「それは色々あるんじゃないかな。たぶんマーケットプレイスと特別な契約をして、ゼロ円ってことはないと思う。他にも興味ある人は連絡してって書いてあったから、条件が折り合ったところで参加するみたいな」
「とうぜん無料になった分は全部購入してあるんだけど、まずダウンロードしてみたのがこのPolygon-city-packというやつ」
妹「カクカクしてるね。ボクセル……ともちょっと違うような」
「ポリゴン数少なめの、ローポリゴンのモデルなんだけど、単純にポリゴン数を減らすんじゃなくて、わざと角ばったところを残したりしてるから。ボクセルに近い雰囲気の画風……こういうのを画風っていうのかわからないけど。容量も少ないからすぐダウンロードできる。モチーフは現代風の都市」
妹「ファンタジーとかじゃないね。こういうのは今までの無料アセットにはなかった気がする」
「MOTHERとかシムシティみたいなゲームとかに合いそう」
「遠景はこんな感じのハリボテが、周囲をぐるっと取り囲んでる。通常はここまでカメラがよる前に別のマップにワープさせるとかするんだろうけど」
「こういうアセットで気になるのは、決まったバリエーションのマップしか作れないのは困るなってことなんだけど、このアセットはその点も考えてある。まず建物自体がパーツ化されてて、これを積み上げて建物を作る形になってる。だから組み合わせ方や積み上げる高さで、建物のバリエーションを作りやすい。サンプルのマップで組み方もわかるし」
「そしてマテリアル変更によるバリエーションもある。これはエミッシブにしてるからだいぶ変わるけど、もっと微妙な違いも出せる。あんまり違いすぎると不自然になって使いにくいから、微妙なバリエーションを出せるのは大事。UV展開がシンプルだから自分でテクスチャを塗りかえるのもむずかしくない」
妹「これ普通はいくらぐらいするんだろ?」
「他のアセットを見るかぎり、何千円かはするやつだと思う」
妹「他のもあるんだ」
「ヴァイキング風とか日本風とか色々。こうやって無料のを使ってみると、使い方わかるし、他のもだいたいこういう感じで作ってあるんだろうなと想像できるから、アセットが足りないなって時に買いやすくなる。そういう相乗効果も狙ってるんだと思う」