頭と手の位置しかわからないと、正確な姿勢はわからない
「VRで自分の足元がよく見えないって言ってる人がいて、どういうことかなと思って考えてみたところ、そもそも手と頭の位置しかわからないから、正しい姿勢を計算するのが難しいという結論に至った」
妹「Robo Recallやった時はだと確か手しか見えなかったような」
「わかるとこだけ表示するという、一番シンプルな解決方法。それでも手の大きさとかで、若干ズレはあるんだけどね。でもヘッドセットの隙間から見ないとわからないレベルの違い」
妹「最初に身長を入れるから、それでわかるのでは?」
「立ってる場合はだいたいわかるけど、かがんだり傾いたりすると全然わからなくなる」
「PlayAniMakerというソフトでは、足は最初の位置に固定してる物として、その前提で頭と手を動かす感じにしてた」
妹「わたしはあんまり歩かないからそういうのでいいかも」
「頭と手+足の3点が固定出来ると、他の関節が動かせる範囲がだいぶ狭くなるから。さらに無理のない姿勢でとなると、だいぶ正確に推測が出来るようになる。PlayAniMakerは初音ミクのポージングソフトだけど、その技術が自分のアバター表示にも応用されてる。初音ミクになって初音ミクを動かすソフト」
妹「なんと珍妙な……あれ? でもそうすると、本当に歩きたい時は?」
「それはリセット機能があるから、歩いた先でポジションをリセットすればいい。ちなみにルームスケールの端っこでリセットして、そこから対角線上に歩いていくと、首なしのボディが見えてしまった」
妹「デュラハン……」
「手も限界以上には伸びない。この足は動かしてない前提の方法は、あんまり激しく動かないタイプだと有効だと思う。アクションだとそういうこと気にしてられないから、わかんないけど。アバターの手の限界を超えてるからといって、撃てないのは困るし」
妹「頭と腕だけだと駄目なの?」
「FPSのゲームとかでも自分が見えないやつあるし、駄目ではないんだけど、できれば見えるようにしたいという気持ちはある。没入感も違ってくるから」
※昨日は兄は風邪のため、妹はスプラトゥーン2のため、おやすみしました