「カイトと少年」デモ版のパッケージ化
「今回パソコンがパワーアップしたことにより、カイトと少年のプロジェクトが開けるようになった。今まではメモリが足りなくてフリーズしてたけど、32GBもあれば流石に足りる。まあ、開けるだけでまともに動くわけではないんだけど」
妹「まともに動かないんだ……」
「今普通売ってるパソコンでは無理かも。将来に期待して性能度外視で作り込んだタイプだと思う。将来に期待と言ってもこれが出たのは2年前になるんだけど」
妹「時間が経てば凄いパソコンが作れるようになるんだよね? 期待外れることもあるの?」
「今までのところ全体的には凄くはなってるんだけど、凄さにも方向性というのがあって、実際に昔のゲームを今のパソコンで動かしてもそんなに速くはならなかったりするし、将来どうなるのかよくわからないところ」
「パッケージ化するにはまずVirualStudioを入れる。パソコンが変わったので入れ直し。今回はVisualStudio2017 Community版をインストールした。C++によるゲーム開発にチェックを入れて、あと右の方にあるWindows8.1 SDKというのにもチェックを入れてからインストールする」
妹「いまはWindows10になったんじゃなかったっけ?」
「そうなんだけど、10のSDKだけ入れても、8.1のSDKを入れてくださいというエラーが出てきてしまうから、8.1のSDKが要るらしい。SDKというのはまあ、何か作るのに必要な開発者向けソフトのこと。これが入ってれば普通にWindows用にパッケージ化できるようになる」
妹「この画面は?」
「これはリソースモニターというアプリで、CPUの働き具合を見ることができる。Ryzen7というCPUには1コアというのが16個入ってて、16個全部動いれば無駄なく使われてるということ」
妹「わたしのやつはそのコアがいくつあるの?」
「4つ」
妹「なんか少ない!」
「いやそれぐらいが普通なんだけどね。去年までは高いパソコンでも8個っていうのが普通だった。そのせいか16個もコアがあることを想定してないソフトが多い。でもパッケージ化ではちょくちょく16個動いてるから、そこそこ有効活用されてる」
「パッケージ化してもやっぱりFPSはあんまり出てない感じだけど、とりあえずちゃんとダブルクリックしたら動く、exeの状態にすることができた」