Paper2D用のマテリアルを作る(6) いい感じに色を混ぜるマテリアル改良版
新型(濃度 50%)
新型(濃度 100%)
デフォルトのマテリアル
新型マテリアル設計図
「スプライトの着色について考えてきたけど、もっとシンプルに色を混ぜた方が速くて簡単なのでは? と思って試してみた。これで良さそうな気がしてきた」
妹「原理はどうなってるの?」
「お絵かきソフトで考えると、半透明レイヤになる。SpriteColor1色で塗ってあるレイヤ。不透明度によって色の濃度が変わってくる。標準のマテリアルは、SpriteColorの色を反転させた乗算レイヤみたいな感じの仕組み」
妹「わかりやすい。なんで最初から半透明になってなかったんだろう?」
「多分Lerpの処理はMultiplyよりかなり遅くなると思う。不透明度0にすれば着色なしに出来るけど、一応Switchで無着色モードに出来るようにしてあるのはそれが理由。あと黒い線にも色がついちゃうのはちょっと気になる」
妹「それは好みの問題のような」
「それとSpriteColorの不透明度を着色濃度のピンにつないじゃったから、スプライトの半透明化もできなくなってる。今のところ半透明化の予定はないけど、不透明度を50%固定とかでつなぎ直すとか、マテリアルインスタンスで工夫するとかで対応は出来る」