OpenAssetOrgのアセットで2Dゲームを作る(20) ちょっと足の速い敵
「敵が1種類じゃ、いくら出現がランダムになっても面白くない。いくつか敵の案はあるんだけど、とりあえず一番シンプルな、足の速い王様を追加してみた。従来型の敵のサブクラスで、各コンポーネントのパラメータだけちょっと違う」
妹「この王様だいぶ体調が悪そうだね」
「昔ながらの色違いキャラというやつ。体調が悪いんじゃなく、昔のマリオブラザーズの後半の敵をイメージしてるんだけど。色違い式だとアセットを増やしたり、アニメデータを作ったりしなくていいのでとてもラクチン」
「ただ、このやりかたはRGBの中なら不要の光を減らす仕組みだから、全体的にキャラが暗くなるという問題がある。元々の色合いも変になったりするし。色変え前提なら、グレースケールで、明るめの画像を用意しておくとスムーズ」
妹「足を速く動かすというのは?」
「今回の敵の歩行は、数フレームに1度ずつ移動するというしくみだから、足そのままで移動量を増やしても速く動くようになる。でもそれだと妙に大股というか、スキップでもしてるみたいだったから、移動量は同じで移動間隔を短くしてある。それでアニメの動きも合わせて速くした。全体的にシャカシャカ動く。このへんの動きは変数だけで変えられるようにしておいたから、気が済むまで試せる」