OpenAssetOrgのアセットで2Dゲームを作る④ タイルセットで背景を作る
「そろそろ設定も飽きてきたので、見た目の部分を作っていく。どんなゲームを作るかは特に決めてなかったんだけど……」
妹「決まってなかったの!?」
「ミニゲームだから、なんでもいいといえば良かったわけで。画面にグーチョキパーのアイコン置いてジャンケンとか。ただジャンケン用のアイコンはOpenAssetOrgにはなさそうだったので、今回は簡単なシューティングみたいなのを作ってみることにする」
「敵は右からやってくるという前提なんだけど、上下には壁があるとわかるような絵を置きたい。ということでPaper2Dのタイルマップ機能を使って壁を配置した。大雑把な流れとしてはこんな感じ」
「壁にはこのアセットを使っている。このアセットはDungeonCrawlっていう海外のフリーゲームで使われてるドット絵を、CC0ライセンスで使えるようにしてある。ちょっと暗めのダンジョンゲームだから、そういう雰囲気の絵が多いけど、壁とか床とか以外にもモンスターとかアイコンとか色々入ってる」
「このアセットは各画像がバラバラになってるから、わかりやすいといえばわかりやすい。ただアセット数が増えるし速度や容量の点でも不利なので、本当はある程度の大きさのテクスチャにまとめた方がいい。けど今回はとりあえず壁画像だけ読み込んでささっと背景を作る」
妹「こんなに色々あるのに壁だけ使うのなんかもったいないような気も」
「モンスターも使うかもしれないけど、このアセットは正面向き用だから、今回の横向きのプランにはちょっと合わないかもしれない」
「タイルセットの設定はこんな感じ。普通はいくつかのタイルがセットになってるからタイルセットなんだけど、今回は1枚しか読み込んでないただのタイル。大きさは最初から32x32だったからそのまま」
「タイルマップの設定はこんな感じ。お絵かきしていく感じで作るんだけど、なぜか描き込んだ後にホイールで拡大縮小しないと反映されなかった」
妹「なんだかタイルが色々あってややこしいねえ……」
・タイルセット画像(テクスチャ)
・タイルセットのアセット(テクスチャを右クリックして、Create Tilesetで作る)
・タイルマップのアセット(レベル上に直接作る場合と、コンテンツブラウザに作る場合があって、今日やったのは前者)
「という3種類がある。セットとアセットもややこしいか……。本当はこれももうちょっとゆっくり説明した方がいいんだろうけど、今回はゲーム作る方が本題なので駆け足になってしまった」