MarvelousDesigner6でTシャツ作り①
「いい感じの動画があったので、なんとかTシャツが作れた」
妹「一日で作れるんだ」
「動画が早送りなんで、操作方法がどうなってるのか調べるのにちょっと時間かかったけど、手順がわかればもっと早くできそう」
1・アバターを作る
「まず服を着せる対象キャラを作る。これをマネキンみたいにして、それに服を着せることで、最終的な服のポリゴンデータになる仕様だから、まずアバターが居ないと服は作れない」
妹「自分のキャラでも出来るんだよね?」
「出来ると思うんだけどね。デモでもデフォルメキャラとかあったし。あと布でできたベッドとかソファとかにも使えるらしいから。そういうのは違うアバターを読み込んでるはず」
2・型紙(表型)を作る
「次に型紙を作る。最初に全部作る必要はなくて、あるていどブロック毎に作って、あとから縫い付けていくのがいいらしい。動画だと後から袖を作って足してる」
妹「半分だけ作るの?」
「左右対称になってなる生地の場合はこの方が正確なはず。真ん中の辺を選択して、展開(Unfold)。ただなんで左右対称になるのか、展開ボタンの効能がよくわかってないけど……」
「裏側はコピーで作る。生地全体を選択して、コピー&ペースト。場所はどこでもいいけど、縦か横の位置が揃ってる方が後で合わせやすそう。首の後ろのとこは点選択で削除。ただこの時は作業順を間違えてるから、しばらくここが直ってない写真が続く……」
3・生地をアバターに合わせる
「3D画面の方で生地をあわせる。前は2D画面で合わせてればそのままでいいけど、後ろは移動で背中に持っていかないといけない。操作はワールド座標でやるのが都合が良さそうだった」
妹「もっとぴったりくっつけなくていいの?」
「それは後でひっつくから大丈夫。くっつけすぎても逆に変になったりする」
4・縫い目を作る
「辺を2つクリックして、縫い目を作る。簡単なんだけど、縫う方向を間違うとねじれてしまうので、その点は注意が必要。あと型紙だとわかりにくい部分もある」
「間違うとこんな風になる。意図してる場合は問題ないけど」
「縫い目は3Dシーンでも確認できる。縫い目にあたる部分にビーム的に線が出るから、ここがクロスしてるのはおかしいとか、違うとこ縫おうとしてるとかわかる」
5・シミュレートボタンでくっつける
「そしてシミュレートボタンを押すとくっつく」
妹「おお……」
「ただ最初は肩を突き抜けたり失敗もあった。布が前後から縫い目に向かって進みつつ、重力を受けて落下しつつ……って感じだから、若干上にある方が安定するみたい」
妹「でもこうしてみるとなんか変なとこもあるね。袖のとこ大きいし」
「そのへんは適当に作るとそうなる。でも型紙を修正したり、この段階からでも調整出来るから、最初から完璧な型紙を作る必要はない。このへんはリアル服よりもだいぶ楽だと思う」