東北ずん子をモデリングする(3) 輪郭線を考えたモデリング
「なんとかモデリング作業が進んできた。真正面からのモデリングだと表と裏の頂点が並んで見にくいけど、今回パースがついてるからどっちの頂点も操作しやすいというメリットもあった」
「そしてアニメ風ということで問題になるのが輪郭線。これがなかなか難しい。FreeStyleという機能をつかて、段差があるるとそこに輪郭線が出るようになる。面の陰影表示をカットすると、イラストのような感じになる。ただ上手く凸凹が出来てないんだけど」
妹「デコボコ作るのってそんなにむずかしい?」
「どのぐらいの段差があると線になるかっていうのと、トポロジーの問題が難しい。うっかりすると逆に線が見えて欲しくないところに出来たりもする。3Dだから角度を変わるわけで、どの角度でも思ったように見えるというのは難しい。ちょくちょく回転して表示を確かめながらやってるけど、どうしても上手くいかない」
妹「3Dを使ったアニメとかどうやってるの?」
「元々どの角度でも問題なさそうなデータならいいけど、場合によっては1つのシーン毎に形を加工して無理やり欲しい見た目に合わせるみたいなこともやるらしい。その領域には到達してないから、あまりこだわりすぎずに、とりあえず完成形までもっていってみようと思う」