SpriteStudioでキャラクタを動かす
「ということで動くようにしてみました」
妹「……足としっぽだけ?」
「あんまりこの手の作業に慣れてないし、とりあえず動いてればいいかと思って」
妹「じゃっかん動きがキモい気がするのものの、確かに動いてはいるのだ」
「動きがカクカクしてるのは動画の都合だけどあとは調整の問題」
妹「これはパーツに分けてあるのか?」
「こういう感じで、足としっぽが別のパーツにしてあるよ。PhotoShopでレイヤ分けして、つながりの部分を少し塗り足して、それをPSDtoSSというソフトで変換してSpriteStudioでアニメを付けてる。アニメはパーツを回転させただけの単純なやつだね」
妹「スプライトスタジオ?」
「そういう名前のソフトがあるのだ。パーツ分けしたやつを動かす用の。別に何使ってもいいんだけど、UE4に対応してるって聞いたからこれにした」
妹「何使ってもいいって、対応してなかったら駄目なんじゃないの?」
「アニメとして表示するだけなら、大抵のソフトには1コマずつ別の画像として保存する機能があるから、それを読みこめば使えるんだよ。昨日の話でいうパラパラ漫画式」
妹「対応してるのとどう違うのだ?」
「パラパラ漫画式だと大量の絵をインポートして、アニメする順番を設定してと、やたら手間がかかる。SpriteStudioだとインポートするファイルは1つだし、アニメの設定も事前にやった通りになる」
妹「じゃあ対応してないやつ使う意味ないのでは」
「普段使い慣れてるのがあればその方が早いこともあるから。対応しようという動きも広がってはいるみたいけど、今のところSpriteStudioとLive2Dの2つ」
妹「Live2Dは聞いたことあるな。それはどっちが良いの?」
「SpriteStudioの方はアクションゲーム向きで、当たり判定の設定とかパーツ単位での絵の差し替えとか出来る設計になってる。Live2Dはノベルゲーム向けに絵の表現力に重点を置いてるから、絵をカーブさせたり、パーツ分けを目立たせないように変形出来る機能が強い」
妹「両方を兼ね備えた最強のやつはないのか」
「この手のアニメーションソフトはいくつかあって、それぞれこだわりは感じるけど、最強っぽい雰囲気のはまだないかな」
妹「うーん、動かすとなるとやっぱりもう少し動きやすい絵の方がいい気もするし、自分でやってみないとよくわからないな」