3Dウィジェットをカメラに向ける
「3Dウィジェットは3D空間にあるから、向きによっては見えないこともある。平面ポリゴンにウィジェットを貼り付けたような感じ。違う角度からも見えるようにしたいので、今日はウィジェットを自動的に回転させる仕組みを作る」
「FindLookAtRotationを使うと、あるアクターから別のアクターへの正しい向きを簡単に調べることができる。元々のアクターの正面がずれてたら駄目だけど。Xのプラス方向を正面とした場合の計算になるはず。あとはNPCとかの向きが変わっても大丈夫なように、計算に使う座標や角度はワールド座標基準で」
「すると、こういう風に横や後ろに回っても吹き出しが見えるようになる」
妹「ちょっと傾いてるね」
「ビルボードの仕組みではないからね。きっちりカメラを向いちゃうから、横にあるウィジェットは横向きになる」
妹「Z軸以外を回転させてないのは?」
「FindLookAtRotationの値をそのまま使うと、上下の問題が出て来るというか、吹き出しがこっち側にお辞儀する感じになる。そのほうが見やすいかもしれないし、好みの問題だけど」