妹でもわかるUnrealEngine4

毎日更新? 妹に説明するために書いてるけど、たまにわかってない場合もあるUnrealEngine4を中心としたゲーム制作の話。略すとイモリアル

毎日更新? 妹に説明するために書いてるけど、たまにわかってない場合もあるUnrealEngine4を中心としたゲーム制作の話。略すとイモリアル

MinecraftのVR版をやってみた

Minecraftが無料と書いてあったからやってみたんだけど、どうもWindows10に元々入ってる90分無料版、もしくは製品版を、無料でVR対応にするということらしい。つまり90分しか遊べない。妹のパソコンにもたぶん入ってるよ」

妹「そんなの入ってたんだ……全然知らなかった。それ消したら少し容量が空くのでは?」

「それはまた後でやるとして」

f:id:una_unagi:20170731231405p:plain

「上手くスクリーンショットが取れなかったんだけど、起動するとこういう画面になって、VR空間の中にテレビがある感じになる」

妹「てっきり自分の視点になるんだとばっかり」

「それも一応なるんだけど、最初はこの状態。自分視点のVRモードに切り替えると……すっごく酔う」

妹「やっぱり……」

「歩いたり向きを変えたりするとどうしても。首をふって向きを変えるのは大丈夫だけど、一時的なもので、ゲーム的に向きを変えるにはコントローラーでカメラや移動の操作をすることになって、そうすると必然的に酔う」

妹「Robo Recallみたいにワープにすれば大丈夫なのでは? テレポートでも多少酔うといえば酔うけど」

「それだと難易度とかが根本的に変わっちゃうと思うんだよね。元々VR専用にデザインしてないゲームだから。小刻みにテレポートするのも結構大変そうだし。Google Earthみたいに、酔いそうな場面でわざと視界を狭くするという手法もあるけど、視界が悪いと戦闘に悪影響が出る。Google Earthには敵が出ないからいいけど」

妹「うーん、それはわかるけど、3Dゲームってだいたいコントローラーで動かして歩いていくやつだし、たいてい敵も出てくると思うんだけど」

「そういうのをそのまま移植するのは難しそう。酔ってでもやりたい、気合いでなんとかするという人もいるし、それで没入モードもあるんだろうと思うけど」

妹「でも最初はテレビ画面モードなんだよね。これはどうやって作ってるんだろう?」

「多分3D空間に置いてあるカメラで撮った映像を、画面に直接移さず、別のテクスチャに投影してるんだと思う。UE4でもそういうことをやる方法があったはず」

妹「それでVRの意味あるのかな?」

「それはある。というのはBigScreenっていう別のアプリで、これはWindowsの画面をそのままVR空間上に写すやつで、結局は2Dの画面といっても、なかなか臨場感がある。大画面で見てる感じの。ただ画素数の関係で元画面よりは粗くなるんだけど」

妹「それだとゲーム自体にその機能入れなくてもいいのかな」

「BigScreenは3Dゲームだと処理速度が遅くなるらしい。まあ無理やりVR空間に表示してるわけだからね。専用に作る方が表示は高速になるはず。それと没入モードとすぐに切り替えできるのも大事で、普段はテレビみたいでも、景色が見たいときはVRに切り替えればいい。歩かなければ気持ち悪くならないわけだから」

妹「その使い方はたしかに良さそう」

「秋に出るFallOut4のVR版も、こういう移動しながら戦う系の3DRPGなんだけど、デモを見てもいまいち移動方法がわからなかった。なんか見てると凄く酔いそうな動きしてるんだけど。どういう風に解決するのか、してないのか、興味深い。Oculusは非対応だからアレだけど」