Oculusのセンサー設置はわりと適当でもいける気がする
妹「ところでここにつったってる棒はなんなの?」
「それもVR機材の一部。Oculusのヘッドセットの光を感知するセンサーで、その場所を確認するみたいなことらしい。Oculus Touchの位置も調べてるみたい」
妹「ほう、棒なのに」
「あ、それあんまりつついたら駄目。動くとセットアップのとこやり直しになるから」
妹「うーん、でもほっといても何かの拍子に動きそうな気が」
「なるべく動かさなくていい位置に置いた方が良さそう。本当は机の両サイドに平行に2台並べるのがいいとか、動きたい範囲の対角線上に置くとか、色々言われてるんだけど」
妹「どう見てもそうはなってませんぞ。片方はすっごい上にあるし、斜めだし」
「きちんと置けたとしても、障害物で遮られる位置だと意味がない。センサーが光を感知出来ないから。なので、なるべく視界が良好そうな位置に2つ置いてみたんだけど、別にこれでも動いた」
妹「この2つのセンサーから見えないとこに行くとどうなるの?」
「その場合画面が真っ暗になったり、Touchを持った手がどこいったかわからなくなる。直前の画面のままにせず真っ暗にするのは、多分酔い対策だろうね。傾きがわからない以上、何か写したままにするのは危険だから。真っ暗の方がマシということだと思う」
妹「でも後ろ向いてもわりとなんとかなってるような」
「ほとんどの場合は問題ないんだよ。ただ角度とか体勢とかで、おかしくなることはある。一応追加のセンサーも買ってあるから、それを逆サイドあたりに置いておけばさらに確実になる。ただ足引っ掛けそうな位置だから、テープか何かで補強したい」
妹「動ける範囲もわりと適当な形になるんだね。ぐねぐねしている」
「最低限必要な四角い範囲はあるけど、それより広い部分は自由に作れる。まずセットアップの時に、Touchのトリガーを押しながらうろうろして、うろうろ出来そうな範囲を指定する。ただ問題は机のあたりで、机の上を範囲に入れると、歩く時にぶつかってしまう。でも座ってる時は机の上で操作出来た方が嬉しい」
妹「それは今どうしてるの?」
「机は範囲外ということにして、VRで遊ぶ時は少し椅子を下げることにした。よく考えると机の上のキーボードやマウスはどうせ使わないし、画面との距離も関係ないから」