Ryzen搭載のパソコンを買った話
妹「おや? なんか見かけない冷蔵庫が置いてある」
「それは冷蔵庫じゃないです。パソコンです」
妹「これが? 白いのに? パソコンって黒いものだとばかり。うちにあるの全部黒だったし」
「特にそういうルールがあるわけではないけど、黒が多いね。赤や青のLEDと組み合わせる感じで。20年ぐらい前だとパソコンはだいたい明るいグレーの物って印象だった。流行なのか、何か理由があるのか、そのへんはよく知らないけど、今回は買ったところは黒と白が同じ値段で選べたから、白い方を選んでみた」
妹「この写真よりもっと白くて丸い。わたしのよりオシャレな気がする」
「白にしたのはデザインよりも、黒と若干仕様が違ってて、こっちが良かったからなんだけど、中が白いことで作業する時に見やすいという意外な利点もあった」
妹「それでこのパソコンは凄いの?」
「今回はRyzen7 1700というCPUで組み込んであるんだけど、これは凄い時は凄い、凄くない時はそんなに凄くない。グラフィックボードは今まで使ってるの流用したから、ゲームではあんまり変わらない。ただ3Dのレンダリングとか動画処理とかはめちゃくちゃ速くなる。今まで動画は別にいらないしと思ってたけど、UE4ぷちコン用の動画作成とかで意外と使うなあと思って」
妹「ぷち……コン……うっ、頭が……」
「色んなことを同時にやったり、同時にやれば速くなるような作業する時に強い。だからゲームしながら録画するのにも向いている」
妹「じゃあ、例えばブループリントが速くなったりはしないの?」
「それは速くならないね。2つのアクターのブループリントを同時に動かしたりするのは想定してないし。ただ同時進行(マルチスレッド)用のプラグインとかを使って、なるべく同時進行で処理するように書き換えていけば、速くできる可能性はあるんだけど」
「時間がかかりそうな難しい計算をやる時にはこういうのも効いてくるかも。ただあれを先に計算しないとこっちが計算できないみたいなのは、結局同時には計算できないから、実際やろうとするとなかなか難しいんだけど」