AnimeEffectsを使ったアニメーション(10) ボーンの影響力は、子のオブジェクトの動きより優先される
子のレイヤ(中身)を左上に移動させた状態
ボーン編集モードに切り替えた状態
「先日のポリバケツから飛び出す処理の問題で、もっとシンプルに中身だけ移動させたらどうなるんだろう? というのが気になったので、実際にやってみたところ、中身を移動させても、親オブジェクトのボーンの影響が優先されるから、身動き出来ないことがわかった」
妹「ボーン編集モードに切り替えると動かせるの?」
「動かせるというか、ボーンの編集の時はポーズが無効になるからね。でもこの状態で動画を作れないし、あまり意味がない」
移動 ×
回転 ×
拡縮 ×
深度 ◯
不透明度 ◯
自由変形 ◯
画像 △
「さらに調べたところ、全部が全部無効ってわけでもなく、有効なパラメータもあった。途中で透明にしたりっていうのは問題なくできる」
妹「この△は?」
「[画像]っていうのは、途中でパーツの絵を入れ替える仕組み。角度によってパーツの形状を変えたりする用のやつなんだけど、これを使うと面白いことが起きる」
「途中で[画像]を切り替えた瞬間にボーンの影響力がゼロになって、普通に動けるようになる。同じパーツに差し替えてるから見た目は変わらないけど。あと途中まで自由変形してたやつもリセットされてる。完全に違う絵になっちゃうから、そのへんのパラメータが変わっちゃうのかなと思うけど」
妹「とすると◯なのでは?」
「そうなんだけど、でもなんかバグ技っぽいというか、普通にパーツを差し替える用途で使うには都合が悪い気がする。でも今のver1.34だと画像変更によるバケツからの飛び出しというのは可能」