OpenAssetOrgのアセットで2Dゲームを作る(19) 特に意味のない、恐竜の顔をした謎のアクター
「UE4のプロジェクトで、特に非公式のやつに多いんだけど、こういう恐竜みたいな顔をしたアクターをちょくちょく見かけるんだけど、これの使い方を知っておくとちょっとだけ便利」
妹「どういう機能なの?」
「機能としては、レベル上に置いた時にただ恐竜の顔が出るというだけで、ゲーム中には何も表示されないんだけど、作業中に何かしらのアクターがそこにあるというのがわかるようにするための物」
「BillboardComponentを使うと恐竜の顔を出せる。今回は敵をスポーンするアクターを恐竜の顔にしてる。このアクターのTickイベントで敵が出てくる。このアクターはどこにあっても同じように動くんだけど無いと困るし、うっかり消したりしないように、そこにあるというのがわかるようにしてる」
妹「ビルボードってどっかで聞いたことあるような」
「常にカメラの方を向くから、どこから見ても同じように見えるスプライト。2Dゲームっぽい表示にも使う技術だけど、このコンポーネントが作られた理由としては、今回みたいに目印用なんだと思う。ゲーム中は非表示なのがデフォルトだから」
妹「恐竜以外の絵にも出来るんだ」
「他の絵にも出来るよ。対応してるのはテクスチャアセット。デフォルトではS_Actorというテクスチャで、これが恐竜の顔をしている。スプライトは使えない。デフォルトの恐竜が一番わかりやすくはあるんだけど、色んな種類のがある場合は変えるのも手。色違いの恐竜を用意するのもいいかも」