Blender修行(10) デフォルメキャラクター(素体完成)
「チュートリアルの"体のモデリング"のところまで終わった状態。体とポリゴンの密度の違いが気になったので、頭の部分も若干ポリゴン数を増やしてある」
妹「ポリゴンの密度って関係あるの?」
「荒くても細かくても同じぐらいだったら気にならないけど、違うと汚い方が目立ってしまう。今回のチュートリアルはローポリゴン系じゃなく、細分割曲面も使って綺麗に仕上げる感じみたいだから、そうするとなるべく四角ポリゴンで構成して、正方形に近い形にすると歪みにくいはず。あと昨日スカルプトでスムージングしてて、多少ポリゴン増やしてもなんとかなりそうな手応えがあった」
妹「そういう風に考えると、まだ顔の横らへんとかちょっとポリゴンが大きいような」
「そのへんは後でもう少し増やしてもいいかも。指の角度調整とかもやってるけど、これには選択範囲の拡大が役に立った。まず指先だけ選択して、[CTRL]押しながら[+]でどんどん指全体に広がっていく感じ。範囲選択とかだとどうしても別の指がひっかかるから」
妹「そんな操作覚えられそうにないんだけど」
「選択方法だけでも10種類以上あるから、全部覚えるのは難しい。だからとりあえず忘れそうな機能の名前とショートカットキーは紙にまとめてある。こういうのをチートシートというんだけど……日本でいうカンニングペーパー」
妹「カンニングはよくありませんぞ」
「別に試験とかではないからいいんだよ。ネット上にも何種類かあるから、それを印刷して使ってもいいと思う。そうやってるうちに、よく使うやつは覚えるだろうし、滅多に使わないやつは紙を見ながらでも十分だし」
妹「Blenderの解説書とかじゃ駄目なの?」
「そういうのは詳しい使い方まで書いてあるから、中身が多すぎて使いにくい。紙に書くのが"機能の名前"だけなのはそのへんが理由で、そうすると数枚の紙に収まるから、全部ぱっと目を通せる。どういうのだったか思い出せなくても、そういう名前の機能があるというのはわかるから、本の索引やネットの検索で調べやすい」