ぷちコン用に作ろうとして挫折した記録
妹「おにごっこというか、ケイドロというか、そんなイメージで作ってたんだけどね。AIと追いかけっこするような。キャラクターはサンプルデータのを使った」
「何が問題だったの?」
妹「最終的には全部問題だったんだけど、まず追いかけてくるAIが上手くいかなかった。あと捕まえた敵をオバケが逃がしちゃうみたいな仕組みも考えてたんだけど、ナビメッシュが無いから、浮いてるのに柵の上を通れなくて……」
「牢から救出する時には、一時的にナビメッシュを無視して動くようにすればいいのかなあ……」
妹「時間もないことだし、出来る範囲のことで色々案を練ってみたけど、これがどう転んでも面白くなりそうにはなくて。いっそAIをなくしてしまおうかとも思ったけど、そうするとテーマから外れちゃうんだよね」
「前回の反射の時もそうだったけど、テーマとゲームシステムが密接に関連しちゃうと、そういう融通のきかなさはあるね。そういうことで今回は愛になったんだと思うけど。極端な話、絵をハートにすれば何でもいいというような」
妹「愛……いやはや、まったく見たことも聞いたこともない単語ですな」
「じゃあAIが上手くいかなくて失敗したと」
妹「それもあるんだけど、もっと根本的な話として、このゲームが嫌いなことに気づいた」
「えー」
妹「相手が来るまで待つとか、そういうのはあんまり好きじゃないんだというのが作ってるうちにわかってきた。そう気づいてしまうとモチベーションが低下して……ふと気がつくとダークソウル2で遊んでいたという、世にも恐ろしい出来事が」
「じゃあ時間がなくて間に合わなくなったんじゃなく、作る気がなくなったと」
妹「時間があったら別のシステムで何か作れたかもしれないけど。次はやる気がなくならないように、もっとビシバシ進むやつを考える」