サンプルプロジェクトのダウンロード場所が変更可能に
「EpicGameLauncherがバージョンアップしたんだけど、今回はバグ修正以外に結構重要な変更があったよ」
「まずプロジェクトのダウンロード先の変更。今まではUE4をインストールした場所に出来てたから、SSDにUE4をインストールすると、高速化の必要がないデータまで一緒にSSDに入ってしまう問題があった」
妹「そういえばそれでダウンロードしたやつをすぐ消して、最終的にはUE4をハードディスクの方にうつしてもらったような気が」
「そういうことをしなくても容量の問題が解決出来るようになった」
妹「もっと早くやってくれれば……」
「ただこれ新しいフォルダを設定しても、ランチャーを再起動しても、すぐにダウンロード済みのデータが移動するわけじゃないことに注意が必要。元のフォルダに残ったままになってる」
妹「変更出来てないじゃん」
「プロジェクトを作ろうとした時に、必要なデータが変更前のフォルダにある場合はそれを使って、なければ新しいダウンロードキャッシュフォルダにダウンロードするという手順になってる。だからダウンロード済みのデータはいったん消すか、手動で新しいフォルダに移動する必要がある。ランチャーから"ローカルコンテンツを削除"というのを1つずつやっていくのが一番安全」
「もう1つ良さそうな変更があって、各バージョンのUE4をダウンロードする時に、いくつかの部分に分けて考えて、必要な部分だけ選んでダウンロード出来るようになった。全部にチェックを入れると、いままでと同じ状態だけど、"Editor Symbols for debugging"あたりは、C++プロジェクトを作ってない妹の場合は追加しなくていい。これもSSDに優しい仕様変更」
妹「おおっ、なんか6ギガバイトとか書いてある! ものすごく容量が空きそう!」
「あー、それはそうでもないかも。これは前にちょっと調べた時の、圧縮されて小さくなってるファイルだと思うんだよ。消してみても6GBはあかなかった。でも1GBか2GBぐらいは違ってくる」
妹「うーん、でもSSDの容量を考えるとそれでも大きいのかな」
「スターターコンテンツや新規作成時のテンプレートも、いつもは使わないものだから、消しておいて必要な時にダウンロードしてもいいと思う。そうするともっと減らせる。確認用に色んなバージョンをいれておく時にも都合がいい。当然UE4自体のダウンロード時間も短くなるし」
妹「では早速4.9のやつを色々削除して……ってそれらしいメニューが出てこないんだけど?」
「部分ダウンロードに対応してるのはUE4.10からだから、それより前のだと駄目みたいだね」