妹、ブループリントの計算ノードが見分けられない
妹「ブループリントの関数? とかのやつは、まあ名前書いてあって、だいたいわかるんだけど……ちょっとこれ見てくれ」
「掛け算のノード?」
妹「そう、そうなんだけど、これ全部違う型のやつなんだよ」
「こうしてみると紛らわしいなあ」
妹「これが何の型っていうのは、例えばマウスカーソルを上にもってくとわかるんだよ。あとそもそもノード作る時にもわかる」
「それだったら大丈夫なのでは? あと別のノードから引っ張ってきてノード作れば、それに合った型のが自動で選択肢に出るし」
妹「なんで困るかというと、ブループリントの講座とかで、プロジェクトデータじゃなく写真で説明してる時ね、それをパッと見ただけじゃ何の型のノードか全然わからないんだよ。構造もよくわからないんし、だから勉強してるわけで」
「つなぐところの色で判断するしかないかなあ」
妹「多分ね。でもさ、これのノードの色見て何の型のか分かる人とかさ、別に講座とか見なくてよくない?」
「そんなことないと思うけど……」
妹「とにかく見てもわかんないんだよ。とりあえず書き写して、それから勉強するというのが出来ない。ノードのとこに型の名前とか表示しといて欲しい」
「結構大きいから型名ぐらい書けそうではある」
妹「もう1こ気になるのが……Integer型の掛け算のノードがどこにあるかというと、ブループリント一覧からMathの、Integerの中の、Integer * Integerって書いてあるのがそれなんだけど、これもちょっと嫌」
「嫌なの?」
妹「*を掛け算の記号に使うの、C言語の本で見たから知ってるけど、でもノードの表記は×だから、それと違うのが嫌。探しにくいし、どっちかに統一して欲しい」
「多分よく使うノードだから簡素化されてるんだろうね。かといって×と÷は、標準のASCII文字ではないから、英語表記の中には混ぜにくい」
妹「掛け算は型とブループリント出し方がわかりにくいだけで、掛け算なのはわかるけど、もっとわかんないのもある」
「あー、論理演算もそうなるのか。あれ? 上がORで、真ん中がANDだとして、一番下のやつなに? べき乗?」
妹「XORです」
「えっ? あ、そうか、C++だとそうなるのか。Excelとかだとべき乗なんだけど。こっちは数学表記じゃなくC++的表記になってるのか」
妹「ね、よくわかんないでしょ」
「これは見よう見まねで写す、いわゆる写経型の勉強する時には引っかかりそうだね……」
妹「わたしは天才だから出来たけどな」